騎士団長殺し

c0150209_23305367.jpg
騎士団長殺し by 村上春樹
うーん、惜しいんだよな。
途中までは、久しぶりにワクワクするような感じで話が進んでいたんだけどね。
気づいたら、あー、最近のハルキって、いつもこうだよなと、がっかり。
結局、持ち上げられた幾つもの謎は、何も解明されないまま、なんとなく流されてしまう的な感じで終わりを迎える、と。
これだとね、読者としては、散々期待させてからのー不発弾、って感じがしてしまう。

誰かが言ってたけど、この人っておんなじ構造の小説を、登場人物とか設定を微妙に変えて、何度も繰り返し描いているんだよな。
散りばめられた「仕掛け」が、もう少し重層的に絡み合ってくると、練られたストーリー感があって、いいと思うんだけど。
僕の読み方が未熟なのかな。


by masa-stones | 2018-10-23 23:35 | | Comments(0)  

<< 九十九里の酒 梅一輪 仁徳天皇陵&履中天皇陵 >>