なんと立派な平城京

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友人の結婚式にお招きいただいて、2泊3日、関西へ久しぶりのひとり旅。
せっかくの一人旅なので、自分のペースでのんびりゆっくり、思うがままに関西を歩いてみました。
そのうちの1箇所、特別史跡の平城宮跡に行ってきました。

ずーっと前に、この辺りを通りかかった時は、復元建築物はなく、ただの野原が広がっていたように思うのですが、今回旅したところ、朱雀門と大極殿が復元されていました。復元された朱雀門の前に立ち、あたりを見回すと、この辺りは高い建物はなく、遠くの低い山々が見えました。
710年に平城京に遷都された時、当時の人々が眺めた風景と空は、今も昔も変わらないのだそうです。
朱雀門は、当時の資料も図面もなく、様々な研究の結果、想像の元に再建されたもの。そういう意味では、見る価値は無いのかもしれないけど、当時を偲ぶためにはあった方がいいのかなって思いました。
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朱雀門から南に伸びる平城京のメインストリート、朱雀大路。
幅員73メートル。今でも相当広いなって感じる大通りです。朱雀門の建物は復元ゆえに、これ自体にはあまり歴史的な重要性は無いものの、発掘調査に基づき、ほぼ同じ位置に朱雀門は立っているという点は重要です。そして同じく発掘調査の下、この朱雀大路も復元されているため、これは殆ど当時と変わらないであろう光景を現出しているわけです。そうなると、朱雀門をくぐり、この朱雀大路を難波津に向かって旅立っていった遣唐使たちが、当時眺めたであろう風景と同じ風景が、ここにあるんですよね。
東シナ海を渡って唐に行くってことは、命がけです。
もしかしたらもう戻ることが出来ない平城の都を、彼の人達はどのような思いで眺めて旅立って行ったのか。
歴史的価値はともあれ、復元建物とかがあるというのは、そういうことに想いを馳せることが出来るんですね。

今回の関西旅行は、京都御所と仁徳天皇陵にも足を運び、大昔の王朝文化に触れることをテーマとしました。
その中で、最も印象的だったのが、この復元施設である平城宮跡でした。面白いですよね。京都御所は江戸時代から現存する建物。そして仁徳天皇陵なんて1500年近く原型を保ってきた古墳です。それよりもこの復元施設の平城宮跡が印象的だったなんて。僕の歴史的な価値観て一体?って感じさえします。

でも何て言うか、今の僕が現地で触れることができる「語られる物語」というものが、この平城宮跡にはあったという点が印象的だったのかもしれません。



by masa-stones | 2018-10-12 00:05 | 旅情編 | Comments(0)  

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