オーストラリア滞在記その4
アデレード滞在3日目。この日は、友人の住むコミュニティにある教会で開催される、子供向けのプログラム「Mainly Music」なるものに参加しました。定期的に参加しているファミリーは、60ドルの参加料(←だったかな)。僕らビジターは10ドルで参加できます。日本では市町村がやっているような、子供(2歳くらいがメインかな)と親の交流イベントのようなものですね。インストラクターの方と一緒に手遊びなどを織り交ぜながら、次から次へと歌を歌ったり、踊ったりするものでした。概ね30分程度でプログラムは終了。その後は、ティータイム。ドネーション2ドルでいただけるコーヒーを飲みつつ、ボランティアの方の手作りお菓子を食べて、親同士が交流する時間でした。僕らも地元の方や教会の方とあれこれお話を楽しみました。多分、滞在中一番楽しかったのは、このひとときでしたね。地元の方の、普通の生活を垣間見ることが出来るってのは、ホームステイの利点ですよね。飾られていない、普通のオージーの暮らしの1ページを覗くことが出来ました。しかし、聞いたところによると、なかなか運営は難しいみたい。まず、担い手の高齢化と、あとを継ぐ若者の不在。こういうキリスト教的精神に基づくボランティアも、担い手は高齢者ばかり。若者はフルタイムの仕事を得ると、こういうボランティアに割く時間無くなってしまうんですね。次に行ったのは、ゴージ・ワイルドライフパーク。コアラですよ、コアラ。別に僕は特段コアラが好きなわけでもないけど、まだ生まれてこのかたコアラ実物をみたことがありませんでした。しかも、南オーストラリア州は、コアラを抱っこできるという州。そう、オーストラリアは全ての州でコアラを抱っこできるわけではないのです。アデレードに来てよかった。初めて見て、しかも抱っこ付きって、ラッキーです。このゴージ・ワイルドライフパークは、入場料だけでコアラを抱っこできるのです!別料金無し!コアラはおとなしいですね。そして微笑ましことに飼育員の方から、コアラ抱っこを引き継ぐと、子供みたいに「抱っこー」と手を伸ばして、抱っこを求めてきてくれます。うん、可愛い。アラフォーのおっさんも、こいつには癒されます。コアラからは、葉っぱのいい香りがしました。毛はゴワゴワ。爪が鋭いので要注意ですが、とても大人しかったです。そして、デカくて重かったですよ。息子も、「重いー!!」と助けを求めてました。ゴージからの帰り道。一路友人宅へと向かう車の中、別の車の友達からLINEで、行き先変更して、海辺の夕焼けを見にいかない?と誘われ、そりゃ行くでしょ!と連れて行ってもらったのが、ポート・アデレードです。すでに日没後の「誰そ彼どき」。でも、赤からオレンジ、そして藍色へと止まることなく、変遷して行く空の色を眺められて、しばし「たそがれ」てしまいました。こどもたちも、海辺の公園の遊具でひとしきり大はしゃぎ。海から冷たい風が吹いてきているのに、子供たちは元気でした。そして、超ラッキーなことに、今度は海辺までイルカが泳ぎに来ていたみたいで、背びれがなんども見えました。ふつーにいるんですね。
この後は、近くにあるベトナム料理店へ。これまた旨い。この日も、中だるみ無し、抜かり無し、無駄もなし、という3無しの1日を過ごすことが出来ました。素晴らしいアテンド。友達には感謝感謝です。
by masa-stones
| 2017-09-10 16:10
| 旅情編
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