時の流れとは、さも残酷なことか。と言うほどの話ではないのだが。

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葛西駅から少し歩いたところにある、このラーメン屋に通い始めて、恐らくはもう18年くらいになるだろうか。
かつて、実によく客が入ってて、深夜でも並ばないと入店できないものだった。
ここ数年は、いつ行っても待たずに入れるし、正直がら空きだ。輝かしきあの日々は遠くなりにけり。

楽しみを胸にしまい、わざわざバスに乗って出かけたこの店。最近の傾向どおり、がら空きだった。
かつての大将の姿はなく、18年前に、この人は大将の息子だろうなと思ってた人が、いまは大将のようだ。

大将の年齢の重ねぶりを見て思う。
この人が仮に僕を覚えていたのなら、18年を重ねた僕を見てどう思うのだろう?いい年の重ね方をしてきた見てくれをしているのだろうか?それとも。。??
大将は、年輪を一つずつ重ねて、少しずつ枯れていくような年の重ね方をしたみたいに見える。18年前は、まだ若さを前面に出して、明るく人懐っこい性格丸出しのような若者だったけど、いまはすっかりオジサンになってしまっている。
ただ、最後の支払いの時の対応は、かつての若者のまま、人の良さが滲み出ていた。

良い年齢の重ね方をしたいものだ。
老け込みたくないし、人間的に年を取りたくない。
どうしたら、ショーン・コネリーとか、江口洋介みたいな、素敵な年齢の重ね方ができるのかなあ。

久々のラーメンは、普通に美味かった。
衝撃を受けるほど美味かった、18年前のラーメンとは違くて、ラーメンも年を取ってしまったかのようだった。
でも、依然として、僕はこの店はお気に入りだ。
また来ようっと。
それまで、大将もラーメンも僕にも、どうぞ素晴らしい毎日でありますように。


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by masa-stones | 2017-06-16 20:41 | 由縁 | Comments(0)  

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