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Another mornimg..again

今日で最後となる息子の保育園送り当番。
以前息子と二人で行ったことのある、登園経路の途中にあるお蕎麦屋さんで、朝ごはんを食べようと提案すると、息子はのってきてくれた。
いつもよりも早起きをしてくれた息子と、最後の登園。
2人でカレーうどんときつねうどんを、のーんびりと食し、お店から保育園までは歩いたり、走ったり、笑ったり。
公園の桜は二分咲き程度。それでもいつもよりたくさんの人達が園内をそぞろ歩きしていた。
「朝からいっぱい遊んでるー」と息子。
いや、遊んでるんじゃなくて散歩だよ、と笑う僕。
こんな日常風景は、日々の時の流れの中に消えていこうとしていると思うと寂しい。

なかなか起きない息子を叩き起こして(今もですが)、グズグズしてなかなか登園準備をしないのを叱りつけて、泣き叫ぶ息子を無理矢理自転車に乗せて出掛けたり。ほんと、こんな毎日いつまで続くのかとうんざりしたことも正直あったけどね。いま思えば貴重な日常だった。

そして園に着くと、いつも通り何にも変わらない様子の息子。すぐに友達の待つ部屋へと飛んで行ってしまった。少しは感慨に浸りたい僕はその場に置き去り。
そりゃそうかもな。いくら大人が「最後」だと言っても、先生が寂しさに涙を流しても、まだまだ彼には本当の意味は理解できないわけだ。

僕は幼稚園の卒園のことをなんとなく覚えてる。何も寂しさは無かったし、ランドセル背負って早く小学校に行きたかった。小学校に行ってから、仲よかった幼稚園の友達の家に一二度遊びに行った程度で、すぐに小学校の世界にシフトしてしまっていた。結局のところ、幼稚園には何もうしろ髪ひかれず、あっさり終わってしまった。

僕のそれと比べて、息子の保育園生活の方が明らかに色濃い。彼に素晴らしかった保育園生活の思い出が一つでも多く残るといいな。素敵な先生方、親御さん方、お友達に出会えた、幸せな日々だったはずだから。

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by masa-stones | 2017-03-30 07:35 | 日常に語る | Comments(0)  

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