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なんか、アンフェアだよね。

同じようにイスラム国に拉致されて殺害されたってのに、マスコミ報道における後藤さんと湯川さんの扱いの差は、あまりにも甚だしい。
どうも後藤さんは、共感を得るような角度の報道が多いので、日本だけでなく世界からも、同情される存在になっていったようだ。一方で湯川さんは、ほとんど報道されない。あるいは、無視されてるかのようだ。この差は、きっと後藤さんがジャーナリストだから、と仮説をたててみる。

こういった悲報を主に報じるのはマスコミであって、マスコミ、特に報道に携わってる人間は自分たちはジャーナリストを自任してるはず。
だから、いわば同胞が犠牲になったからこそ、余計に反応したくなるのではないか?
行くなと言われたのに、イスラム国の勢力下に入った無謀さは、後藤さんも湯川さんも、同じ過失だ。だけど、報道スタンスは「ジャーナリストには悲惨な現状を伝える責務がある。」「そんなマニフェスト・ディスティニーの途上で倒れた後藤さんに、深い敬意と同情を捧げる」といったところか。一方湯川さんは、軍事マニア的なバックグラウンドから、「同情の余地なし」と言わんばかりだ。

偏った報道、右へ倣え的な画一さ、自分たちは正しいという過剰なまでの思い込み、本当にこの国のマスコミは、レベルが低い。

と、いつもの持論に至る。あーあ、結局それかい。んー、我ながら、ワンパターン。

・・・そこで、だ。本件に関する大衆向け週刊誌の活躍を祈る。

by masa-stones | 2015-02-07 12:09 | 時事論 | Comments(0)  

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