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集団的自衛権にかかる憲法解釈変更その2

結局、安倍首相に押し切られた公明党。
ここで、踏ん張って、連立離脱も辞さない覚悟で、憲法解釈変更を拒否したら、そうとうな支持を得ただろうに。
目先の政権与党の立場に固執する必要があったのだろうか?
そもそも、自民党も公明党も国益を損ねるような決定をしてしまったという自覚が無いのだろうか?

僕は集団的自衛権の行使自体は、否定はしない。
きちんと議論を重ね、憲法を改正するという段取りを踏めば良い。

ただ、今回は、やり方がマズい。
こんなことをしてしまったら、要するに何でも出来るってか!?ということになる。世界に対して誤ったメッセージを送ったことになってしまう。
日本が信頼を失う結果を招いたとしか思えない。

いくらアメリカに圧力をかけられているとか、中国が恐ろしいだとか、そんな本音があったとしても、筋を通すことが大事だと思う。

今回の閣議決定に憲法解釈の変更は、日本の憲政史の大きな汚点になったのではないか。

by masa-stones | 2014-07-01 23:31 | 時事論 | Comments(0)  

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