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そんなの関税ねぇ はいっ、TPP!

某お笑い芸人のギャグをパロったタイトルのようなものがネットで流行っているって日経新聞のコラムに書かれてた。
なはは…上手いこと考える人がいるもんだなあ。

野田総理はTPPについて回りくどい言い方をしたが、実質参加に向けて前進したわけだ。
まあ、国内でこれだけ反対派が強い動きを見せてしまうと、首相も信念を貫くにせよ、対立構造化しないように配慮せねばならなかったからこその言い回しなんだろう。
ともあれ、依然としてTPPが我が国にどれほどのインパクトを及ぼすかは未知数。交渉に参加してないから情報が限られるのは当然だ。交渉の場に日本がいることがまず一歩。その上でルール策定に参画し、守るべきモノを守るスタンスを取るべきだ。
日本は社会も経済も、様々な面で行き詰まり感が漂い、自力での改変にはどうも限度がありそうな気配だから、TPPみたいな多国間の枠組みが、ある程度ドラスティックに、改革を後押ししてくれた方がいいように思う。
でも、出来上がった枠組みを黙って受け入れるよりは、ルール策定に参画する方が良い。
首相の判断は間違ってないと思っている。

ただ、日本のTPP交渉参加の表明が遅く、ルール策定に参画することが出来ないのでは、という報道がある。もしそうであれば、管前首相が何もしなかったことが原因と言えよう。

by masa-stones | 2011-11-17 18:26 | 時事論 | Comments(0)  

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