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新世紀のLove Song

先日、祖父が亡くなった。
享年94。まさに大往生といったところだと思う。
祖父は何かと僕を可愛がってくれた。いつも色々と誉めてくれた。
そんなに頻繁に祖父と会っていた訳でもない。でも、僕は祖父のことが大好きだったし、何かと誉めてくれる祖父を、とても身近に感じていた。
病気を抱えていたけど、年齢も年齢だし、そんなに早く悪化するとは思わなかった。でも、思っていた以上に早い最期だった。
いま思えば、もっと祖父と話をしたかったな、と感じる。
祖父の人生観とか経験から、もっと学べば良かった、と感じる。

結局、みんなそんなもんなのかもしれない。失って初めて分かることがあるってことだ。

Asian Kung-fu Generationの新世紀のLove Songを聞いていて、ぼんやりと感じた。

夕方のニュースで何処かの誰かが亡くなって
涙ぐむキャスター それでまた明日
そんなふうには取り上げられずに僕らは死ぬとして
世界は続く 何も無かったように

そう、祖父が亡くなっても、何も無かったようにこうして世界は続いている。
僕はこうしてブログを書いていて、世界は様々な問題を抱えながら、いまも続いていく。
何とも言えないような気持ちを抱いてしまう。

体調が良くなかったのに、結婚式に出席してくれた祖父。
これまで可愛がってくれたことに、心から大感謝。あちらの世界で、沢山美味しい物を食べて、幸せな生活を送ってくれていることを、ただただ、祈るばかりです。

by masa-stones | 2010-03-29 22:36 | この頃思うこと | Comments(0)  

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