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北総の小江戸 佐原

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春の嵐が急襲した今日、久しぶりに佐原へ出掛けた。佐原とは、千葉県の東総地域、或いは香取地域の中心都市。利根川沿いのこの町は、江戸時代には水運で発展した。そして、日本で初めて本格的な地図を作成した伊能忠敬の出身地でもある。いまでもこの町は、ところどころに古い家屋が残っていて、江戸情緒が漂っている。同じように「小江戸」を名乗っている、埼玉県の川越に比べると若干マイナーかもしれないけど、東京都心からの距離を考えれば、交通の便が良くない点が、広く知れ渡らない理由と考えられる。

とは言え、佐原の良さは、何と言っても水郷地域だからこその「川」の存在ではないかな?町の中を流れる小野川では、船遊びが楽しめるみたいだ。まだ乗った事はないけれど、きっと川から眺める佐原の町は格別なんだろうな。

そして、今日は黒い蕎麦で知られる小堀屋本店に行ってみた。ここの黒切り蕎麦は、まさに佐原の名物とも言えるのだが、蕎麦のつなぎに昆布を使っているのでこのような色になっているとのこと。最初は、もしかしたら海産物特有の香りとかがするのかなって思ったが、そのようなことはなく、ツルツルっとして喉越しの良い蕎麦だった。誤解を恐れずに言えば、「普通」の蕎麦と全く変わりない。
とても美味しかったので、大盛りで食べてしまった。これはオススメだ。
ほんの少しの滞在だったが、佐原の良さを垣間見た半日。次はもっとゆっくり歩いてみたい。

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by masa-stones | 2009-03-22 23:41 | 旅情編 | Comments(0)  

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